Statement

October 7, 2013

私がまだ幼かった頃、姉と兄の後を追って、木漏れ日がきらきらした坂道を、補助輪付きの自転車で下った。

道を歩いていたおばさんが、「上手だね。」と言った。

石がごつごつ、つるつるしたお風呂につかって、湯気で真っ白な中で、10数えた。

急な坂道を全力で駆け下りた。

転んで膝を擦りむいても、何日かしてその傷が治ったら、また全力で駆け下りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

夜空を飛んでいる飛行機を初めて見た時、UFOだと思った。

その UFO が飛行機であるという事実を誰に教えてもらったのかは覚えていないけれど、今は夜空をぴかぴか横断する物体は飛行機だという事を分かった上で、それを見上げている。

 

ある夜、飛行機の窓から地上の街の光を眺めていた時、ふと考えた。

『もしかしたら今、誰かと目が合っているのかもしれない。』

そう考えた瞬間に、夜空を見上げている過去の自分と目が合った気がした。

 

 

 

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